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これまで、会社の基本的事項や資本金、役員などの設立する会社の中身の検討を行ってきました。そして、会社の中身の検討が完了すると、次はそれを“定款”という書面に落とし込んで、公証人に認証を受けるという手続きと法務局に会社設立の登記を行うことになります。ここで改めて、基本的事項の決定から定款認証までの会社の作り方の流れを確認しておきます。なお、定款の認証が完了すれば、会社設立登記の手続きに進むことになります。
会社設立までの流れをステップごとにご説明します。
これまでご説明した以下の事項を決定します。
会社名
事業目的
事業年度
会社の住所
資本金/出資割合
役員
会社の印鑑や印鑑証明書の準備
決定した基本的事項をもとに定款という会社の基本ルールブックを作成します。
作成した定款案を事前に公証役場にメール、FAXし、公証人に事前チェックを受けます。
内容に問題なければ定款の認証日を予約します。
紙定款:最終版の定款を公証人役場に持参し、認証を受けます。印紙4万円+認証手数料約5万2千円持参
電子定款:最終版の定款に電子署名をし、PDFデータを公証人役場に送信します。認証手数料約5万2千円持参
※電子定款の場合には、収入印紙4万円が節約できます。電子定款には法務局の申請用ソフトの利用が必要です。
認証を受けると即日公証人役場にて定款の謄本を受領できます。
続いて会社設立の登記手続きに入ります。
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