代表者ごあいさつ/事務所紹介

税理士事務所Startup Partnersの運営している会社設立ひろばのホームページにお越しいただき誠にありがとうございます。

私の会計人としての人生の大半は、中堅中小企業の皆さまの事業再生業務です。事業再生というと難しい言葉ですが、売上が低迷し、資金繰りに困っている会社の経営者様に伴走しながら、売上増加策、コストの最適化策、銀行との融資交渉支援を行ってまいりました。

その中で、会社を続けていくことの難しさや経営者の思いや不安、孤独感を強く感じてきました。それと同時に、「このとき経営者が適切な判断を行っていれば」と思うようなことが数多くあり、中小企業の経営者の皆さまのサポート役が必要だと強く感じておりました。

一方、会社法の改正により会社設立が容易になったこともあり、巷では「会社設立」、「起業」、「開業」といった単語があふれかえっています。我々会計人も含めてそれを煽る傾向も見受けられます。しかし、私はこの傾向には疑問を感じています。

起業とは夢の実現と同時に少なからずリスクをとるということだと考えます。このリスクは、事業がうまくいく、いかないだけでなく、ご自身の収入や生活だけでなく、ご家族の人生も含めたリスクです。

毎年新たに生まれる法人の数は10万社程度です。更に個人事業主も含めると20～30万社と言われています。一方で、創業3年以内の廃業率は70%程度となっており、仮に永続的に事業を運営することを一つの成功とするのなら、この70%の「廃業」というリスクをいかにコントロールできるかを意識しなければならないと私は考えます。

そして、今まで様々な形で中堅中小企業をご支援した経験から、このリスクをいかに理解し対策を打ってきたかが成否を分けているように思います。これをうまくコントロールできた経営者の皆様は、やはり早い段階で売上、利益を伸ばされており、早期に安定軌道に乗せられています。

当事務所がご支援させていただいたお客様は、偶然かもしれませんが、上記の70%に当てはまることなく事業を順調に進められていますし、事業再生の局面にある企業様も取引銀行のご支援も含めて改善に向かわれています。

我々は今後も真の起業家の皆さまをご支援すべく日々努力しているところです。

是非皆様の事業が末永く反映するためのお手伝いをさせていただければと思います。

よろしくお願い申し上げます。

堀江　亮司